もし、芸術が今も存在するなら、
それは、まぎれも無く私たちの生の中にある。
何気ない時間や場所の中に幾重にも重なり合いながら
私たちを見つめている。
この企画もそれらの瞳の中にあることを願う。
この企画展は、上記のコンセプトを基に、教育の現場に立つアーティスト達が、
協力して企画した展覧会です。
アーティスト達は個々の制作テーマ以外に、彼らが直接関わる生徒や学生達から
社会の抱える様々な問題とも向き合っています。
この二つは反発することもあれば、響き合うこともあります。
意識的なものから無意識的なものまで、表現として現れる作品を通して、
芸術の持っている潜在的力に触れることが出来ることを願っています。
John Hathway
宇野和幸
小林真紀
小麻智美
小林努
松本泰章
2014 年11月12 日(水)~11月23日(日)(会期中無休)
12:00~17:00
会場:京都嵯峨芸術大学 研心館1階 メディアアート工房ROOM2
お問い合わせ:ya-matsumoto@kyoto-saga.ac.jp
http://www.kyotosaga-mediaart.com/
主催:NO LIFE NO ART 実行委員会
協力:エクセラン高等学校美術科 京都嵯峨芸術大学芸術学部造形学科
JohnHathway
東京大学大学院量子極限物理専攻。
学術振興会特別研究員の兼任を経てフリーのアーティストに転向。
京都嵯峨芸術大学客員教授。
反重力の世界を描いたPhotoshop でレイヤーを4000 枚用いた「情報量」の哲学を
取り入れたドローイング作品のシリーズをはじめ、真空管アンプが結合した両世界に
実在できる「本物ガジェットシリーズ」などを発表。
PIXIVZINGARO 個展や神戸ビエンナーレ2013 招待展示&審査委員。
テクノロジー&アートの国際的な最大の芸術祭
「ArsElectronica2014( オーストリア・リンツ市)」
において特別な展示を発表。
http://mots.jp/
1960 千葉県生まれ
東京藝術大学大学院美術研究科後期博士課程修了
京都嵯峨芸術大学 芸術学部造形学科油画分野 教授
2010 個展 「Landscape of Fragment in New York」(Caelum gallery USA・New York)
「韓・中・日現代美術展 -新しい中心と未来-」(シェマ美術館 清洲・韓国)
「12visual points vol.2~明日への視線~」(金沢21世紀美術館 金沢・石川)
2011 「現在美術の地層」 (シェマ美術館 清洲・韓国)
個展 「下る部屋/積もる部屋」(巷房 銀座・東京)
「Asian Watercolors 2011 SEOUL」(Han Jeon Art Center ソウル・韓国)
「まなざしの哲学-京都嵯峨芸術大学の40年」(京都市美術館別館 京都・京都)
2012 「U know they mean -受容体としての表現-」 (Steps gallery 銀座・東京)
個展「Landscape of the earth’s axis」(ギャラリー睦 千葉・千葉)
個展 「23.4°の風景」 (アートスペースMEISEI 京都・京都)
2013 「U know they mean 2013-Fertile interruption-」(Steps gallery 銀座・東京)
個展「Axial Inclination」(巷房 銀座・東京)
個展 「Landscape for encounter with the earth’s axis」 (Caelum gallery USA・New York)
2014 「Triple chat」(Steps gallery 銀座・東京)
「Media & Art –Day to day」(ギャラリー睦 千葉・千葉)
個展「Landscape of accumulation」 (巷房 銀座・東京)
長野県生まれ。松本市在住。
2007 MA Animation and Design, University of Sunderland
(サンダーランド大学アニメーション&デザイン科修士課程修了 / イギリス)
エクセラン高等学校美術科教諭。
2008 ロンドン国際アニメーション映画祭(イギリス)、
バルセロナ国際短編映画祭(スペイン)他入選
2009 「線がつむぐ物語 短編アニメーション展」志賀高原ロマン美術館(長野)
映像作品の他、フェナキスティスコープやゾートロープなどの
アニメーション装置を制作。
美術館などでワークショップも行っている。
1986 年 長野県生まれ
2009 年 東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
エクセラン高等学校美術科教諭
2013 年 原始感覚美術祭2013(長野県)
うづのみ芸術祭(山梨県)
2014 年 トーキョーワンダーウォール入選(東京都)
原始感覚美術祭2014(長野県)
http://tomomikoasa.jimdo.com/
現代日本画の可能性を模索する中で、「水墨」という自然の力を利用した方法を
基本として混沌とした現代を
水墨や黒の様々な表現をつぎ込み、継続性を感じる作品姿勢に至る。
略歴
1974年 長野県東御市生まれ
1998年 武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業
2000年 筑波大学芸術研究科美術専攻修了
松本昭和学園 エクセラン高等学校美術科主任 創画会会友
主な活動歴
1999年 第17回上野の森美術館大賞展大賞 (上野の森美術館)
2000年 第3回墨彩画公募展奨励賞 (岡山県総社市)
2003年 第30 回秋季創画展奨励賞受賞 (東京都美術館)
2006年 第7 回地域現代作家代表作展(2008・2010・2012・2014)
(長野 松本市美術館)
2011年 社団法人松本芸術文化協会「美術賞」顕彰(長野 松本市美術館)
2012年 座の会展(第3 回:2014・O 美術館:大崎) (立川・なみき画廊)
2014年 トライアルギャラリー2014「鉄の記憶」展 (長野県伊那文化会館)
1958 兵庫県生まれ
1983 京都市立芸術大学美術学部卒業。
京都嵯峨芸術大学芸術学部造形学科メディアアート分野教授
1994 – 1996 ZKM/Institute for Visual Media(Germany/Karlsruhe)客員芸術家
2004 – 2009 DATA GLASS PROJECT 監督(島津製作所航空機器事業部との共同研究)
2007 bios JR 京都駅 ハイビジョン映像と生け花による
パブリックスペースインスタレーション( プロジェクト監督)
2009 iris/kyoto (out of place 2009) 旧嵯峨御所大覚寺門跡
ソーラパネルを用いたインスタレーション(砥綿正之との共同制作)
2011 Dead Sea ( 京都嵯峨芸術大学創立50周年記念展 京都市立美術館別館)
映像インスタレーション
2013 sky/sea (out of place 2013 旧嵯峨御所大覚寺門跡) サウンドインスタレーション
( 砥綿正之との共同制作)
2014 cape ( – day to day – media and art) Gallery Mutsu 映像インスタレーション