メディアアートについて

メディアアートは、生まれたばかりのアートです。
20世紀の最後に現れ、日本では21世紀になって一般化しました。
それでもまだ、よく知られていない領域です。

芸術はそれぞれの時代の最新技術を積極的に取り入れ、芸術家達はその技術と格闘しながら新しい表現を創りだしてきました。
私たちは今、コンピュータ等による情報技術の革命の中に生きています。
生活の多くの場所にデジタル技術が行き渡っています。無数の情報網のなかで暮らしていますが、目には見えにくい状況です。

メディアアートは、映像やサウンドそしてインスタレーションのような現代的表現と絵画や彫刻そしてアニメーションのような伝統的表現を最新技術によって結びつけ、今までのアートやデザインの領域さえも越えた総合的で新しい表現を目指します。

そこでは、若い感性によってデジタル技術とアナログ技術の融合が行われ、今まで見た事の無い21世紀のアートの姿が少しずつ現れ初めています。